2016年12月10日 / シクロクロス
本格的にシクロクロスを始めるため軽量で剛性が高く、そして安いシクロクロスフレームを探していた。cadd10discが失敗に終わり、やけくそで購入したのがこの中華カーボン製のディスクフレームだ。アリエクスプレスも考えていたが、中華フレームの仲介業者メカニコからの購入に決めた。中国から個人輸入だと53000円ぐらいのフレームです。メカニコでは75000円ぐらい。
今流行りのエアロフレームのディスクブレーキ仕様。スペシャライズドがVENGE DISC ViASなる変態的なエアロ設計のディスクロードバイクを発表したのは記憶に新しいだろう。2017年はエアロ+ディスクが流行るに違いないと考えた上での購入だ。
中華エアロフレームはシクロクロスではなかった。
結果から言うと28C以上のタイヤを履けることができず、シクロクロス用に組み上げることができなかった。最低でも32Cが履けるぐらいのクリアランスが欲しかった。クランクもシングルにするとフレームと擦れてしまう。ディスクローターはシマノは付けられたが、干渉して付けられないローターもあった。
フレーム自体はロードフレームにディスクキャリパーを取り付けるねじ穴をつけた簡単なつくりに見えるが、エアロフレームで28Cが履けると考えるとオリジナル設計なのだろうと思う。
問題があるとすればディスクブレーキによるフレームの破断。特にフォークは急ブレーキによる負荷が大きいので、しなりに耐え切れずヘッドチューブ付近がクラックしないか心配だ。また、フレームが柔らかすぎて下りのようなブレーキをかけ続ける環境下で制御性が保てるかも試してみないと分からない。
中華カーボンだと思わなければ最高のフレームなのかもしれない
心配事はさておき、フレーム重量とフォーク重量を合わせても1700gと軽量だ。ディスクブレーキ仕様なのに適当なパーツで組み上げても8kg前半収めることができる。雨でも確実なブレーキングが可能。平地も速いうえ山も登れる。28Cまで履けるので荒れた道でも安全に走ることができるはずだ。ブルベやロングライドユーザーにはお勧めかもしれない。これから流行るジャンルになると思うので注目しても良いと思う。
あっこのフレーム欲しい人は4万5千で売ります(笑)。