2017年1月8日 / シクロクロス
初のシクロクロス カテゴリーレースに参加してきました。前回のシクロクロス(バイクロア)の反省点を生かし、後輪にシクロ用タイヤをチョイス。
現地到着は11時ごろ。CL4-1のスタート時間は13時30分。千葉ポートパークの気温は5度。準備が終わって試走しようかなって思った時にはすでに試走時間が終わっていた。海岸に近い会場なので海風と冬の寒さでブルブル。温まれるような場所を探すも見つからず。スタートまではC1,C2の観戦をした。
強い選手の走り方を頭に入れるため海岸沿いに来たせいで脚と腕は常にブルブル(´・ω・`)。C2もC1はとてつもなく速かった。海岸沿いのサンドセクションを自転車に乗っている状態で走る選手が意外に少なく驚いた。自分が走ると考えると少し不安になってきた。
C4-1の招集がかかり薄いリラックマジャージにそでを通し順番を待つ。シクロクロス千葉のエントリー時間が少し遅くなってしまい、35番目(60人中)のスタート順に並ぶ。シクロクロスは先頭にいる方が有利と聞いたことがある。
スタートの音と同時に周りのライダーが飛び出す。もちろん俺も先頭に入りたかったので飛び出した。すると、いきなり俺の前にいた選手が派手にこけてしまう。転倒に巻き込まれながらも次のシングルセクションへ(1人しか通れないような道)。もちろんここでも詰まる。2車線がいきなり1車線になるようなのんびりとした渋滞が発生。ここで先頭集団と遅れを取ってしまう。
砂地が俺を苦しめる
森セクションからサンドセクションに到着。コンクリートの坂道を下ってから砂が深いゾーンを10m走る。勢いに任せて坂を下り砂地へ突っ込んだ。5m進んだ。あと…5mで…..まさかの転倒。焦る俺(´・ω・`)。そこを抜けると100mの海岸ランゾーンだ。自転車を担ぎたいが重すぎて自転車を引っ張りながら走った。そこで5人ぐらい抜いて先頭を追いかける。
2周3周と重ね徐々に自転車に乗るタイミングや位置取りを覚えていく。先頭集団もかすかだがちらちら見えており気合が入る。
1周回目で派手にこけてしまったトラウマもあり、それ以降はサンドセクションに突入する瞬間は『コケないで通過できますように』とお祈りしながら走った。祈ったおかげか何回かは無事に通過できたものの結果的に4回はこけていた(笑)。
弱虫ペダル作者 渡辺先生とガチ勝負
残り2周回に迫り前方にチーム弱虫ペダルジャージの選手を見つける。おや実業団選手がどうしてこんなところにと思っていた。その選手に何とか追いつき残りラスト1周回。上り坂を気合で上り森セクションをサクサクとクリア。サンドセクションで最後の祈りをしてペダルを回す…..が…最後にまさかの転倒(笑)。チーム弱虫ペダルの選手に抜かされた。ふっと顔を上げると横顔がちらっと見えた。あぁ弱虫ペダル作者 渡辺先生だ。
階段を上り少しずつ距離を詰めていくも渡辺先生速い(´・ω・`)。ラスト一周だけあって応援も大きい。渡辺先生とギリギリの競り合いをする。最後のカーブセクションを抜けて残り100m。最後に溜めていた脚を全て出したが自転車一台分ぐらいの差をつけられ敗北。
最後は握手をしてお互いをたたえ終了。いろんな意味で一生に残るような思い出ができた。
シクロクロスはテクニックで勝負が決まる
今レースでシクロクロスは強さだけでは勝てないことが分かった。C4カテゴリーを甘く見過ぎていた。もしかしたら入賞できるんじゃないかなと思っていた。3周近くマウンテンバイクの選手と競り合いシクロクロスの厳しさを思い知らされた。カーブの曲がり方、砂地の体重移動のかけかた。次にサドルに飛び乗ることを想定したギアの使い方。全てが新鮮で初めての経験でもあった。
自分のバイクを思い通りに操れるようになることが入賞への近道だと感じた。もっと練習しないといけない。初の入賞を目指し頑張らなければ