2017年1月22日 / トレーニング
今日は1月中旬にしては気温が高く気持ちの良い朝だ。
そうだ!! 筑波山でヒルクライム練習をしよう。
体重が増えたので3月までは筋力増強も兼ねてSFRをやってみることにした。
ケイデンスが測れるカッコいいコンピュータを持っていないので、自転車が進む限界最低速度を維持しながら上ることにした。時速4km~8kmで走る感じを想像するとよい。(練習開始は筑波山上りのみ)
自転車は安定のグラベルロード。重量級フレームで空気圧は普段のライドより低め(1.5bar)にした。平地なら何キロでも走れる乗り心地の良さが売りだが、坂道や勾配の高い峠は苦手だ。ヒルクライムには向いていないが、ロングライド+練習には丁度良い一台である。もちろん超ロングライドやシクロクロスもの出れるのでなかなか優秀である。
筑波山を目指して
筑波山までのコースは普段と同じ柏市から取手まで走り、筑波山まで垂直に上がる交通量の少ないルート。上り口は筑波スカイライン上り口ではなく、勾配10㌫から始まる坂道からのスタートとなる。ギアは40T-11~28。スタートはリア14Tで上り始める。
膝に負荷をかけながら時速5㎞前後で上る。あまりにもギアが重たいので引き足をうまく使いながらバランスを維持する。踏まないとこけるギリギリの強度をかけているのでハンドルはかなり強く握っている。上り始めて10分が経過、後ろから外国人ローディが風のように自分を追い抜いて行った。ジャージに大きな字で【TOKYO】と書かれていた。シクロクロスとかで着ている人がいそうなジャージデザイン。身長がとても大きくて走っている姿がかっこよく見えた。俺が着たら…..(笑)
何とかギリギリ脚を残して風切り峠を通過する。一本目の上りで膝とふくらはぎに限界を感じる…。
下り坂を降りる途中で数人のローディに遭遇した。その中の一人、ひときわ目立つジャージとピストバイクに乗る選手が上っていた。重たい固定ギアで神社の勾配のきつい坂と戦っている。その人を見て、一本目で諦めようとしていた気持ちが切り替わり、「2本目も頑張るぞっ」て気合を入れ直す。(笑)。非常に分かりやすい性格である。
筑波山ヒルクライム練 2本目
スカイラインは上りと下りが交互にあるので休憩しながら上れたが、神社側はずっと上り坂。道が狭く車が多いので蛇行は許されない。トレイルランの人に抜かされ、また抜かされ…それでも低ケイデンス走行を続ける。踏み込む脚がなくなってくると止まってしまうので引き足をまんべんなく使っていく。踏み込みが内股になりやすく引き足で膝を外側に持っていくのでうまく引き足が使えていない。試しに踏み込みを外側に持っていくと綺麗に膝が垂直に上がるのが分かった。
サドルの高さが問題なのかペダリングが下手クソなのか。ひざの痛みはこれだったのかと風切り峠を前にして冷静になる(´・ω・`)。
曲がる箇所はどうしても勾配がきつくなり2本目の風切り峠を上りきるまでに、2回も脚をついてしまった。そしてつつじが丘(ロープウェイ場所)で3回目の脚付き…(笑)。SFRってこんなにハードなんだなと実感する。都民の森でピスト乗っている人よく見かけるけど、並大抵の気持ちでは絶対に頂上まで上れないだろうと思う
帰りは素敵な霞ケ浦を撮影してオフロードな砂利道を下り筑波山を後にする。脚全体の筋肉痛がひどいが良いトレーニングにはなった。
家に帰ってふと東埼玉でヒルクライムするなら筑波山が一番近いんじゃないかと思った。つくばエクスプレスに乗れば30分で筑波山まで行ける。白石峠より近いんじゃないかこれ(´・ω・`)ヤホー。春が来たらまた上りたい。いや 数回上っていそうで怖い(´・ω・`)汗。