2013年12月10日 / 自転車調整
フロントディレイラー(FD)の調整するときの調整ネジの場所と、調整後の変化を説明します。調整ネジはディレイラーの種類によって逆の場合があるので注意してください
調整方法ではないのでやり方は別のページで説明します
インナー調整ネジ
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インナー側の可動範囲を調整できるネジです |
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ネジを締める(時計回し)でFDが右に動く ネジを緩める(反時計回し)でFDが左に動く |
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インナー×ロー状態でネジが緩んでるとき ディレイラーとチェーンとの距離があります |
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ネジを締めるとディレイラーが右に動くので、チェーンとの幅が狭くなります |
セッティング方法
ワイヤーが強く引っ張られていなか確認して、インナー×ローの状態でチェーンとディレイラーの幅を0.5mm以内に調整します。
締めると右 緩めると左に動く
アウター調整ネジ
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アウター側の可動範囲を調整できるネジです |
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ネジを締める(時計回し)でFDが左に動く ネジを緩める(反時計回し)でFDが右に動く |
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アウター×トップの状態で緩んでいる時 チェーンとの幅があるのでチェーンが脱線します |
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ネジを締めると幅が狭くなります |
セッティング方法
アウター×ハイの状態ででチェーンとディレイラーの幅を0.5mm以内に調整します
アジャスターボルト
アジャスターボルトを緩める
アジャスターボルトを締める
ポイント
- 調整ネジは締めるとディレイラーが内側に動く
- アジャスターボルトは締めるとワイヤーが緩む
- アジャスターボルトを緩めるとワイヤーが張る
- ボルト調整は1/4~1/8間隔で行う