2013年12月19日 / 自転車調整
ディレイラーは少しの調整で可動範囲が大きく変わります
0.5mm以下の調整を行うため最初は手こずると思います
初めての人は1時間以上かかってしまうので何度も調整して感覚を掴んでください
最初にフロントディレイラーの調整箇所とアジャスターボルトの仕組みを読むとスムーズに行きます
フロントディレイラーの確認
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チェーンリングとプレートが平行になっているか確認します。 |
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アウターの状態でチェーンガイドプレートとチェーンリングのすき間が1mm~3mmになっているか確認します |
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ディレイラーの角度や高さが違う時は、後ろの固定ボルトをゆるめてディレイラーの位置を調整します。必ず最初の位置を覚えておいてください |
インナー側の調整
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インナー×ローの状態でワイヤーが緩んでいることを確認します チェーンとプレートの内側のすき間を0~0.5mm以内に調整します 0.5mm以下でもチェーンを回してプレートと干渉している音がすればクリアランスをもう少し広げましょう |
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すき間が広がっていたらインナーボルトを締めてください |
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ワイヤーの緩みを調べます |
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ワイヤーが緩い時は手やプライヤーでワイヤーを伸ばし、アーレンキーで固定します |
アウター側の調整
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ギアをアウター×ハイにセットする チェーンとプレートの内側のすき間を0~0.5mm以内に調整します 0.5mm以下でもチェーンを回してプレートと干渉している音がすればクリアランスをもう少し広げましょう |
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すき間が広がっていたらインナーボルトを締めてください |
ポイント
- クリアランスを調整する時は最後にチェーンと干渉していないか、クランクを回して確認する
- ワイヤーの張りを確認してからアウター側の調整を行う
- ディレイラーの移動後は位置がずれていないか再確認