2013年11月16日 / 初心者講座
専門工具のいらない初心者向けのクロスバイクプチ改造を紹介していきます。クロスバイクはロードバイクやマウンテンバイクと違ってレースに出る自転車ではありません。求めるものはメンテナンスがいらなくて遠くまで走れる便利な自転車だ。
専門的な自転車ショップは敷居が高く、なかなか入るのに勇気がいりますが、ウインドショッピングするぐらいの気持ちで入ってもぜんぜん大丈夫です。右も左も分からない初心者でも店員さんは優しく丁寧に教えてくれるので安心してください。
良いタイヤに変えれば一年以上パンクから解放されます。握りやすいグリップにすれば長く走っても疲れません。サイクルコンピューターやスマホマウントは自転車に乗る楽しみが増えます。カラフルなパーツもたくさんあるので世界に一つだけのクロスバイクを作れちゃったりします。パーツ一つ変えるだけで見た目がガラッと変わるのもクロスバイク改造の良いところです。見た目にこだわった派手なバイクを作るもよし。茶色基調のオシャレバイク、ビンテージパーツをちりばめたクラシック系もできます。
購入当時からパーツを変えないなんてもったいない。高いクロスバイクを購入したんだし思い切って改造しちゃいましょう。できるだけショップに頼まなくても改造できるような簡単なものから書いていきます。
目次
クロスバイクのサドルについて
初期の自転車はサドルにそこまで良い物を使っていないことが多く(主にルッククロス)、サドルを変えることで見た目の印象だけでなく、尻への痛みの減少やポジションの取り方、ちょっとした軽量化もできます。最初のサドルを選ぶ際、特にこだわりがなければ有名な自転車ブランドのOEMサドルで一番安いものを買うのがおすすめです。金額はだいたい2000円台から4000円台ぐらい。自転車のサドルブランドならSELLE ROYAL、SELLE ITALIA、SAN-MARCOは値段も安く、性能もそこそこ良い。
自転車ブランドのお店が近くにあれば足を運んでみよう。用途に合わせたサドルがたくさんあるはずだ。ロングライドに合わせたコンフォートモデルや、スポーツタイプのハイパフォーマンスサドルなど。見るだけでも面白い。いくつか自転車ブランドのサドルページを張っておくのでぜひ参考にして欲しい。
サドルのクッション性について
クッション性は厚みがあるとお尻への負担は少ない。しかし厚みがあれば良いというわけでもない。クッションが多いことでお尻が跳ねてしまい長距離を走るには適していないのだ。試しにケイデンスを上げて走り続けてみるとお尻がぴょんぴょん跳ねることが分かるだろう。ロングライドでサドルが跳ねながら長時間走れば、いずれお尻が痛み出しペダリングが乱れる原因になってしまう。
自分が初めて買ったサドルが写真のVELO製サドルだった。見た目からしてお尻にやさしい。レーパンなしで初めて100km走った時のサドルもこれだった。クッションがだめって訳でもない。人によってサドルは合う合わないの違いが大きいから難しい。今まで12個サドル以上を試しているのがまだサドル沼を迷っている…。
カーボンサドルはAmazonで人気が高い。かっこよさと軽さを兼ね備えた万能なサドルです。乗り手によってはお尻が痛くなるだろう。カーボンサドルの良いところはカーボン特有のしなりがあるところだ。このサドルで300km以上走り切った人を2人知っているからお尻に合えば最高のサドルになるのかもしれない。
クッションがあってもお尻が痛い人はバネがついたサドルも一つの選択肢だろう。ママチャリのような走行感を得られるかもしれない。ちょっと重たくなるのがデメリットかな。
穴あきサドルの効果
サドルに穴が開いている理由は尿道の痛みを解消するためです。尿道の痛みは男性にとって切っても切れない問題だろう。サドルを前上がりにしてサドルポジションを固定したい人は穴あきもしくは真ん中がへっこんでいるサドルの利用者が多い。尿道の痛みがない人でなければ穴がなくても問題ないです。
ハンドルグリップの交換
クロスバイク買った人はここから始まると思います。グリップを変えるだけで、手に伝わるハンドルの振動を軽減することができます。見た目にこだわるか、握りやすさ、触り心地を追及するか、耐久性を選ぶか。細いグリップもあれば厚みがあるものもある。長時間握るものだから実際にショップに脚を運び実際に握って欲しい。手にフィットするものが太いか細いかは人それぞれだ。
手にフィットしやすい厚めのグリップ
最近のグリップは握りやすい構造の分厚いグリップが人気です。エルゴンはマウンテンバイクのグリップで有名な会社です。エルゴンという名前の通り人間工学エルゴノミクスに作られていることが特徴。非常に握りやすいグリップだ。手を添えるとしっかりと腕にフィットしてくれる。このグリップは人気なだけに偽物も多く出回っている。値段の張るグリップなので最初に安めのものを買ってみて気に入ったら本物を買うと良いかもしれない。
おしゃれや機能性に優れた細めのグリップ
太いグリップだけではない。細いグリップも結構人気がある。
Lizard SkinsのDSP グリップ
Lizard Skinsの触り心地の良いグリップだ。性能もさることながらカラーバリエーションが多いのも売りだ。蛍光色が強いカラーなので、クロスバイクのアクセントになるだろう。
Race Face – Strafe Lock-On
見た瞬間にこれはカッコいいと思った。しっかりとしたグリップで手が滑るようなことはなくなるだろう。ゴムにブランド名が彫られているグリップはたくさんあるけど、その中でもピカイチな一本。
Brooks England – Slender レザーグリップ
おしゃれーなレザータイプのグリップ。自転車の一つ一つのパーツにこだわりたい人向け。革製の靴はいろんな人が履いてるけど革製のグリップはなかなか見たことないよね。お値段も一本10000円となかなかお高い。買えないけど売ってるショップがあれば触ってみるもの良いかもしれない。
バーエンドバーをつけよう
両端にツノみたいなバーがついたクロスバイクを見たことがありませんか? これがバーエンドバーと呼ばれるものです。
バーエンドは上り坂でフラットバーと比べ力が入りやすく、バランスが取りやすい優れものです。前傾姿勢で空気抵抗を下げたいときやハンドルを左右に振ることもできます。(例:日本でママチャリのハンドル形状[縦握り]が普及しているのはバランスが取りやすいため、フラット形状[横握り]はバランスが不安定です)
DOPPELGANGERがすごいデザインのバーエンドバー出してました。(笑)
側面がライトになっているので夜でも安心して走れそう。普通のグリップなのに発想が面白いね。
クロスバイクのタイヤについて
クロスバイクはVブレーキ性まで含めるとタイヤのサイズは23~32Cと幅が広い。ロードバイクのような細いタイヤにもなれるし、悪路でも走れる太いタイヤも履ける(限界は32C)。ジャンルを問わず様々なタイヤを選べるのがメリットだろう。
自分が最初に購入したのがパナレーサーのクローザープラスだ。赤くてかっこよくて安かった。当時はカラーでも2000円をきっていたので速攻で購入した。購入後の調子は良かったが1000kmで初パンク。それから次のタイヤに乗り換えるまで4.5回パンク経験をした。タイヤ自体が柔らかくてグリップ力がよかった。残念なことに2000km走ることには表面が薄くぺらぺら状態で溝もなくなっていた。それ以降は耐久性のあるタイヤを調べてから買うことにした。
タイヤ選びについて 耐久性にこだわろう
タイヤは初期投資としては高い。消耗品の中でも一番お金がかかる。前後で5000円以上するからお財布に響いよね(´;ω;`)。安いタイヤばっかり買ってもいずれパンクする。パンク数が多ければチューブの消費量も多くなるね。自転車のチューブが700円ぐらいする。意外とチューブ代って高いんだよね。何回もチューブの取り換えすればタイヤ一本分買えちゃいます。それならタイヤだけでもいいやつ買った方が総合的にコスパ高いよねってことです。
安くて耐久性の高いタイヤの特徴はタイヤのグリップが弱い硬いタイヤだ。銘柄だとビットリアのザフィーロが有名。
通常のタイヤはグリップがなくなりタイヤが薄くなることでパンクがしやすくなる。それに比べてグリップ力が少ないタイヤは摩擦力が少ないためタイヤがすり減りにくい。表面にひび割れができてしまうのが欠点だけど、何千キロも走り続けることができる。F1でいうところのハードタイヤです。いくつか紹介しておこう
Vittoria(ビットリア) zaffiro 3
zaffiro2がよく滑るタイヤと言われ賛否が分かれている。3になって少しは改善されたか?。とにかくこのタイヤは安くて長持ちする。俺が一番気に入っているところはカラーが選べること。自転車って自己満足な世界でもあるからおしゃれな自転車にしたい。タイヤの色を変えるだけで見た目がガラッと変わる。フレームの色に合わせてやることで一体感みたいなものが生まれると思います。タイヤってみんな黒いからさ…赤とか結構目立つんだよね。自分もよく使っていました。
パナレーサープリモpt
お値段は前後9000円と結構お高い。パナレーサーの中でも耐久性が高く、転がり抵抗が良く平坦でよく進むタイヤ。雨の日のグリップがやや弱い感じ。前後交換しながら9000km走ったがパンク経験はなし。23Cから選べるのがよい。細いタイヤでありながら耐久性が高い。安いタイヤ2本分以上の耐久性があることは自信を持って言える。
SCHWALBE(シュワルベ) MARATHON
タイヤのはめにくさNo.1だと思うぐらいはまらない。そして耐久性も自分が使ってきた中ではNo.1だろう。見た目は普通のタイヤに見えるが持ってみると笑えるぐらい重たい。しっかりとした厚みがありガラスを踏んでもパンク丈夫さがうり。前後で1kgあるので通勤しながらトレーニングしたい人におすすめ。長時間空気を入れなくても高い空気圧を維持してくれる。値段もそこそこ安いので手が出しやすい
タイヤの重さと太さのこと
足回り(ホイールとタイヤ)を100g軽くするとフレーム重量が1kgの効果があるとかないとか。効果がなくても足回りが軽くなることで自転車の性能を上げることができるのは事実。通勤通学で上り坂が多い人は軽量のチューブやタイヤを選ぶことで普段より上りやすくなります。もし平地だけ走るなら軽量化を意識しなくてもいいかな。
最近では転がり抵抗が低いことから25Cが注目されています。自分も23Cと25cどちらも使っていましたが、パンク率の少なさや段差を乗り越えるときの安定さを考えると25Cがおすすめかな。本格的なレースに出ないのであれば自分の好きなサイズを選んでよいと思います。28Cより太いタイヤは悪路等に適していますので、自転車に乗っているときにバランスが取りにくい人や車道の段差が恐い人には安心して使えます
サイコンを付けよう
クロスバイクを買ったらサイクルコンピュータが欲しくなりますよね(´・ω・`)。自分もクロスバイク購入と同時にキャットアイの安い再婚を購入しました。視覚的にで自分の走っている速度を見れるってすごいですよね!! モチベーションが上がります(笑)。サイクルコンピュータは主に有線タイプ無線タイプに分かれます。速度や走行距離だけじゃなくてケイデンス(ペダル回す回数)とか高度とかGPSついたりとか多岐にわたります。
最初に買うならcateyeのVelo 9がおすすめ
1400円で耐水性があり、平均速度、最高速度、積算距離などがボタンひとつで確認できます。メーカー問わなければたくさん安いサイコンあるんだけどどれも壊れやすいの。キャットアイならそんな心配もいらない。配線が切れるまで使える耐久性があります。速度が測れるようになると楽しいですよ(*´ω`*)
自分の走りに自身がついてきたら
2代目以降はケイデンスが測れるモデルやGPSがついたモデルがおすすめ。値段も一気に10000円を超えるので余裕ができたら欲しいよね。2万超えるとgarminまで手が届きそうだからちょっと無理してでもgarminに手を出すとちょっとした幸せを手に入れることができるでしょう。高度もGPSも速度もケイデンスも全てが手に入ります。
地図を見ながら旅をしたいなら スマホマウント
最近はスマホをサイクルコンピュータがわりに使う人も増えてきた。グーグルマップが地図代わりになれるから優秀。雨でも安心して使える防水タイプや取り外しが簡単なタイプ。iPhone専用スマホマウントなんかも売っている
防水タイプ
小雨での防水性能はあった。通勤でよく使っていました。見た目が窮屈でつけにくい。フィルムが太陽光に反射してよく見えなかったりと微妙だった。落ちたことが1回あったけど、保護フィルムが守ってくれたおかげで傷一つ付かなかった。大事なスマホなので生身で自転車から飛び出したらと考えるとガクブルです笑
アームでガチャだタイプ
なんつうタイプ名なんだ笑。アームで着付するスマホマウントで一番有名なミノウラのスマホマウント。とにかくガチャっとワンタッチでつけられるのが良いところ。対応するサイズも広いのでスマホの大きさに縛られることもない。スマホをつけて飛ばされたことは一回ぐらい。ガタガタ道走らなければ飛んでいくことはない。
クランプ径でマウントできる太さが変わってくる。フラットハンドルなら25.6のモデル買えば間違い無いと思うけど。測ってから買ってね(⌒-⌒; )
ペダルをSPD対応に変えてみよう。
クロスバイクに慣れてきたけどフラットペダルでは引き足が使えない。そんな人の次のステップとしてSPDペダル(ペダルとシューズを固定するもの)があります。専用シューズと専用のペダルが必要ですがシューズとペダルをくっつけるクリートと呼ばれる金属部品が非常に小さいので、シューズを履いたまま不自由なくコンビニとかスーパーによれます。平地ではSPD有り無しでほとんどスピードが速くなることはないですが、長距離を走ったり山を登ったりすることがあるなら効果を発揮するでしょう。シューズが自転車と繋がっている一体感を感じることができます。ペダルから外れなかったらどうしようと思うかもしれませんが、少しの練習でSPDを簡単に付けたり外したできるようになります。
片面フラットなSPDペダル PD-A530
最初にお勧めしたいペダルが片面がフラットでもう片面がSPD対応になっているペダルです。クロスバイクに乗るときにわざわざSPD対応シューズを履かなくても安心して使えます。通勤通学はSPDシューズだけどちょっとした買い物には普通の靴を使いたい時には重宝します。
ボトルケージを買おう
ロングライドを始めるようになったら必要になってきます。ボトルゲージもカラフルなものが多いからちょっとしたアクセントになって見た目を変えることもできます。自分はステンレスの細いボトルケージを使用しています。トピークのボトルケージはボトルの大きさに合わせて調節できるねじがついているのでボトルやペットボトル、サーモスの水筒なんかにも対応できます。
ボトルケージには左抜きタイプや右抜きタイプがあり自分の使いやすい方から抜きやすい構造になっています。間違って同じ方向のケージを買ってしまうと、自転車に取り付けるときに一つは反転してしますので注意してね。
いろんなところにボトルケージを取り付けできるパーツもあります。前のハンドルにつけたり自転車のボトルケージ用の穴が1つしかない場合に使えます。
自転車用 フェンダーをつけて雨に備える
通勤通学をするとどうしても雨に当たることがある。そんなときお尻を守ってくれるのが自転車フェンダーだ。見た目がかっこ悪くなるかもしれないが最近のはスタイリッシュなフェンダーがたくさんある。
ほんのちょっとだけ雨から守りたい人にはASS SAVERSが出しているフェンダーがピッタリだ。とにかく軽い。そして工具なしで取り付けができる。シャープな形状から見た目がスッキリしているのも良い。少しの小雨ならお尻をしっかり守ってくれる相棒的なフォンダーだ。
お尻だけ守っても前輪からだって雨の跳ね返りは起きてします。前後でしっかりとした雨を守ってくれるフェンダーを選ぼう。フェンダーは自転車の形状で付けられないものも多いので、ショップ等で確認してもらい自転車に合ったものを購入しよう。自分のおすすめはトピーク ディフェンダー XC1/XC11-29erです。ごつくてかっこいいーーーー
明るいフロントライトはいかが
日が暮れた後に走るとライトの光量が弱くて路面が見えにことはないだろうか。2000円前後で買えるライトはママチャリのハブライトに比べると暗い。それにライトの位置が高いせいで光が分散してしまっている。これでは夜中に走るのは難しい。雨の日なんかライトの光が水と反射して余計見えにくくなってしまう。
フロントライトは光量(明るさ)で選ぶ
明るさはカンデラとかルーメンという表記がされている。カンデラは光の量でルーメンは光の強さを示す。数値が高くなるほど明るいが。カンデラとルーメンでは数値が同じでも明るさが異なるので注意が必要だ。1000カンデラならだいたい160ルーメン相当の明るさになる。自分の経験上、街灯がない場所で安全に走るなら最低でも400ルーメン、車が多い場所なら200ルーメンは欲しい。
電池の持ち時間
通勤通学で使う分には200~300ルーメンの使用で3時間持てれば十分。夕方から夜にかけてミドルモードとローモード使い分ければ1,2回の充電で1週間は持つと思います。あまりにも夜走る時間が多い人ならもう少し充電の良いライトか2本装着が理想でしょう。毎日充電は…じぶんは忘れやすいので無理です…。
Night Rayという製品を最近よく聞くので調べてみましたが、結構コスパが良さげなので紹介しておきます。500ルーメンと300ルーメンタイプがあります。500ルーメンはモードが500.250.50と微妙なので、自分は300ルーメン(点灯時間重視型)を選びます。このライトの良いところは4000円とキャットアイと比べて安く、防水性、点灯時間に優れているところにあります。モードの使い分けがしやすく深夜はハイモード(300ルーメン)、街灯があるところはミドルモード(150ルーメン)で対応できる。見た目はね…コスパコスパ(*´ω`*)。
デザインで選ぶならレザインになるよなぁと思う。
リアライトで事故防止
クロスバイクの多くが反射板のようなライトが付いている。それなりに反射すれば明るいけど、ナイトライドでは少し物足りない。明るいライトで車にアピールすれば車間距離ギリギリで通り過ぎたり、突然車が飛び出してきたりする事故はなくなるはずだ。
リアライトは定番のキャットアイ
自分が所有するリアライトは全てキャットアイ製品だ。理由は他のリアライトが全て雨に負けてしまい壊れてしまったからだ。特にLifeLine系は…。防水に優れて車に識別されやすい明るさを誇るリアライトは定番のキャットアイだね(*´ω`*)。
メインバイクではトンネルでも安心して走行できる太陽電池モデルと150時間点滅するLD130を兼用。サブバイクはTL-LD650を使っています。他のリアライトには変えられません。
360度識別できるFibre Flareのライト持ってたけど全て水没しました(´・ω・`)ノ。
ステム交換 膝の負担を減らす
ステムとはハンドルの位置を変えるのに必要な部品です。もう少しハンドルの位置を遠くに伸ばしたいなと思ったらステムの長さが問題かも。
ステムのサイズについて
ステムのサイズはコラム径とクランプ径があります。コラム径はフォークとステムがつながる箇所を指しています。1インチのフォークでないかぎり28.6のものを買えばオッケーです。
次にクランプ系について。ステムとハンドルをつないでいる箇所です。クランプ径の太さは使用しているのハンドルによってサイズが違います。
ステムが付いている場所を見てハンドル部分が盛り上がっているようなら31.8mm、細かったら25.4mmだろう。アダプター類はないのでサイズを間違えると買いなおすことになる。
ステムの角度について
ステムの角度は[アングル±6°]みたいに書かれている。普通に付けた場合は+6%、逆に付けたら−6%だよって意味です。ステムの角度もいろいろあるから、思いっ切りハンドルを下げたいときはBBBのステムが役に立つ。参考までにアングルは35°だ。欲しいポジションが出せるようになれるだろう。
ハンドルの角度をいろいろ調節したいなら可変ステムが便利だ。名前の通り可変式で角度を六角レンチで調節できる優れもの。ポジション出したくてガチャガチャした人は、これ一本で全てがまかなえる。
コラムヘッドスペーサー
ハンドルの角度変える時や見た目のアップグレードにいかがでしょうか。
シートポスト交換 軽量派? それとも 見た目派
シートポストを交換するは主に軽量化。もし買うとするならアルミ製かカーボン性の二択になるだろう。アルミ製のシートポストはブランドにこだわらなければ意外と安い。軽量化を考えれるとかなりコスパが良い。シートポストのサイズも違いがあるのでそこもチェックして欲しい。
シートポストのサイズ
シートポストのサイズは細かく見ると何種類もあるけど、最近のクロスバイクを買ったなら、シートポストの内径は31.6か27.2のどちらかだ。特例として25.4もあるけどほとんど見る機会はない。
あれぇぇぇ間違って細いシーとポスト買ってしまった!!。となっても安心して欲しい。シートポストアダプタを使えば太いシートポストにも付けることができる。
裏技っぽくなるんだけど太いシートポストにわざと細いシートポストにアダプターを付けるケースがある。これは細い方が見た目がスタイリッシュになること。そして振動吸収がよくなる。これは自分もやっていることだが長距離走ると本当に効果を実感できる。
カーボンそれともアルミ? 素材による違い
アルミ製は安くて軽い、そして上部にできている。アロイ性と違って錆びることもない。いわばオールマイティな素材だ。ボルトをきつく締めてもシートポストが折れることはない。メンテナンス性も優れている。それに対しカーボン製は値段がアルミ製より高いが軽量で振動吸収性に優れ、見た目もかっこよい。シートポストを折っている人を何人も見てきたが、丁寧に扱わないと最悪折れることもある。ボルト締めは感覚でやってもいいが、できればトルクレンチのような工具で正確な締め具合を調節した方がいいだろう。
シートバック(オフセット)とは
シートポストにサドルを付けるときの位置(真ん中)がどのぐらい後ろかを数字mmで表している。例えばシートバック20mmと書かれてたら2cm後ろに下がるってこと。今のサドルの位置がどこかを確認してから後ろ乗りだったら10mm~20mm。前乗りだったらオフセット0を購入するとよい。超前乗りしたいならファーストフォワードが出しているシートポストが使える。確か⁺20mmだったかな。
シートポストクランプ
シートポストを締める部品です。これもシートポスト同様サイズが分かれています。さすがに軽量化は見込めませんが、ちょっとしたアクセントにいかがでしょうか。
コメント一覧
初心者でもわかりやすい!
感謝です
2015年1月13日 5:15 PM | このき
すごく参考になりました!
ありがとうございました(`ー´ゞ-☆
2015年8月24日 6:17 PM | Y・M
ボトルゲージではなく
ボトルケージですよ
2017年2月16日 7:33 PM | 匿名
ありがとうございます。ずっと今までボトルゲージだと思っていました。
2017年2月19日 10:07 PM | eiyx