2013年11月15日 / レビュー
ロード化する上でクロスバイクは、Vブレーキからキャリパーブレーキに変更することができない(カンチは可能)。キャリパーブレーキ用のブレーキレバーでも引けなくは無いが、引き値が違うため調整が非常にシビヤである。
そんな問題を解決してくれるVブレーキ対応のTECTRO RL520を紹介します
目次
RL520ブレーキレバーの形状が美しい
RL520のすごいところはこの握りやすさにこだわったエアロ状のレバーです。写真はsimano105と比較しました。非常に形が似てますよね、これが下ハンを持った時にブレーキを引きやすくする形です。
手が小さい人は下ハンを握っている状態でブレーキレバーまでの距離が遠いと、指を伸ばさないとブレーキが引けません。これはいきなり障害物が現れた時に、緊急でブレーキを引けないので危険です。
ドロップを握ってみると斜めに向いている事で握りやすくなっていることが分かります。逆にダイアコンペのレバーは水平になっているので握りにくい形状になっている。参考:空を見上げて~日々是好日を心がけて~
価格がとにかく安い!!
Vブレーキ対応ブレーキレバー 一覧(3候補)
- CANECREEK [DROP V BRAKE LEVERS] 7068円
- ダイアコンペ [287Vブレーキ対応レバー] 4998円
- TECTRO [RL520] 2835円
TECTROさん安いですよ いやこれは買いです!!
10月までは予約しても買えませんでしたが、今ならamazonでも3,4日で届きます
RL520のブレーキケーブルに注意
ブレーキをつける時に気をつけて欲しいのが、ブレーキケーブルがロード用であることです。Vブレーキ用で作られているので、MTBやクロスで使われるブレーキが使われると思いきや!!、まさかのロードタイコでした
試しにrulerの安いケーブルをMTBタイコで付けてみました。見事に入りましたww もう少し大きな形状(simano純正)だったら入らないと思います
ドロップハンドルを付けるときのポイント
sti使っている人なら分かると思いますが、ドロップハンドルにブレーキレバーを付けるときは、アーレンキーレンチの先がボールポイントのものにしましょう
レンチが少し斜めになるので、レンチ先が6角の場合はなめる可能性が有ります
Vブレーキが引けるRL520を使ってみての感想
ドロップハンドル初めての頃だったのでまともなインプレになりませんが、STIよりやや引きが固い印象を持った。STIだと「カクッ」RL520だと「ギュッ」っとなる。Vブレーキのリムとシューの位置を少し広げると力を使わなくてもブレーキが効くようになりました。Vブレーキなのでブレーキの効きはキツメに入ります。