2015年6月14日 / レビュー

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TRP Spyre→TRP HYRD→ST-R685今ここ
テクニカル油圧ブレーキを使い続けると次第に油圧引きロードパーツが欲しくなる。候補はSHIMANOのR685かSRAM S700。SRAMは外通しても高いがキャリパーとディスクローターが付属する。SHIMANOは単体購入しか選択肢がないので、自分でブリードしないといけない。結果から考えるとSHIMANOもSRAMも金額としては五分五分。もし買うなら性能や重量、ブランド力を重視すると良い。

ブリードはMTBやTRPでいやなぐらいやっているので俺は全く問題ない。初心者が手を出すとブリードキット揃えないといけないし、ショップに任せるのが一番。ST-R685のブリードは次回へ。

ST9001→R685へ

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ヒルクライム用に軽量パーツを投入していたのに、まさかこんなところで重量オーバー(笑)。STI片方だけで140g違う。どこをどうやったらこんな重さになるのか不思議であるが、内蔵リザーバータンクや軽量パーツを使っていないところを考えると妥当か。140gだとステムをちょっと重くしたぐらい。ここから更にオイルが30mlぐらい付加するのでこれ以上は言えない…。

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参考にS700はオイル付加で271gと軽量。SRAMはもともと作りが単純なので軽量パーツとしてはSRAMに軍配が上がる。ただダブルタップ片方の定価が6万近くするので誰もこんなもの買わない。完成車についていたらラッキーだと思ったほうがいいね。SRAMは買ったものの一度も使ってないので性能は不明。今後のmongoose Rogue素材になります。

性能は申し分ない さすがSHIMANO

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メカニカルディスクと比べるとST-R685はブレーキコントロールがしやすい。油圧引きの恩恵であろう。TRPはブレーキレバーを引いた分だけ制御性が上がる。つまり強く引けば派手にブレーキが効くわけだ。リアのブレーキのみで引くと制御が強すぎてタイヤが滑る。

それに比べてシマノ製は引きに制御がかかるのか強く握ってもブレーキが効き過ぎることがない。MTBのガツッとしたブレーキタッチはあるが、ジャックナイフになるほど強くない。ダウンヒルのような高速域での減速力は拍手ものである。使い続けるとBR6800に不満を感じてくるほどである。

ブレーキ時のレバータッチは軽い。メカニカルのケーブルの抵抗力が全く無くなったようなタッチ。女性や年配の方にはおすすめできる。握力が下がってもブレーキできるので、長距離やブルベにもってこい。不満を言うとレバーの引き量が大きいのでメカニカルのようなちょっとしたタッチでブレーキができない。

見た目とか

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ディスクキャリパーは黒くてカッコよさより、性能重視に作り上げた形をしている。まさにSHIMANOって感じ。r685の方はロゴがSHIMANOだったり色々と面白い。新規格前のパーツだから試作品って感じがプンプンする(笑)



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コメント一覧

  • 遂に油圧ロードコンポ投入ですねf^_^;
    私はコルナゴC59Diskでカンパニョーロとフォーミュラ
    のコラボで出された油圧ディスクこんぽがカンパニョーロから発売されるのを気長に待つつもりです。
    カンパニョーロのシフトフィールと、デュアルコントロールレバーの操作感に惚れ込んでいますからf^_^;

    2015年6月15日 10:58 PM | 琵琶湖マイスター