2015年8月25日 / レビュー
ロードバイクのタイヤ幅を23Cと25Cで悩んだことはないだろうか。転がり抵抗や安定した走行を考えて、25Cのタイヤを履かせている人が結構増えてきたと思う。
28C~32Cを履かせるとロードバイクにどんな利点が出るのだろうか。28C~はシクロクロス向けのラインナップになるので、小さい段差でも悩む必要なく走行が可能である。それに太いタイヤを履かせることができるグラベルロードだから試さなければもったいない。
前輪を太くすると街乗りの安定性が増す
空気圧が低いのが難点だが、細かいブロック形状のおかげで、小さい段差や溝なら腕にほとんど衝撃がこない。
gravelkingの前に使用していたSCHWALBE oneの28Cも、柔らかさと耐久性では街乗りには十分すぎる性能があったが、ハンドルの振動や路面の走りやすさを考えるとタイヤを太くした方が利点がある。
街乗りで気をつけなければいけない車道外側線側の溝やグレーチング。32Cならガンガン走れます(笑)。グレーチングでやべぇ転けかけたぁって事が無くなります。車多い日も白線の内側を安心して走れます。
32Cは踏み出しが重たい…
太めのタイヤを履いて漕ぎだした時は脚に重さがのります。踏み込んだ瞬間にスッといく感覚はありません。ギアを軽くすれば問題ないが25Cのタイヤと比べると明らかにスタートが遅くなります。空気圧が低いのも原因の一つです
巡行スピードや漕ぎ出しやすさなら細いタイヤに変更した方が良い。遊び用と考えれば32Cを取り入れるのも選択肢として入れてもいいと思う。